3月31日(火)23時58分に放送予定の「SPORTSウォッチャー」に、令和の怪物といわれた千葉ロッテの「佐々木朗希」投手が出演するそうです。
佐々木朗希投手といえば、高校生の時に、時速163kmという歴代最速となる記録を出して、一斉に注目を浴びた選手ですね。
ただし、記録といっても公式なものではなく、中日のスカウトマンがスピードガンで計測したものだそうですが、それにして、高校生で時速163kmとは驚きですよね。
又、佐々木投手は、登板回避の問題でも話題になりました。
2019年の高校野球岩手大会の決勝戦で、連投による故障を心配した大船渡高校の国保陽平監督が、佐々木投手を登板させず、その結果、花巻東高校に敗れて甲子園出場を逃しました。
その後、この登板回避の是非について、賛否両論が起こりました。
今回は、そんな佐々木朗希投手にフォーカスしてみたいと思います。
佐々木朗希投手のプロフィール

佐々木朗希(ささき ろうき)
生年月日:2001年11月3日
身長:190cm
体重:85kg
出身地: 岩手県陸前高田市
所属:千葉ロッテマリーンズ
※佐々木投手は、東日本大震災で大きな被害を受けた陸前高田市の出身だったんですね。
佐々木投手も、あの震災で、お父様と祖父母様を亡くされたそうです。
賛否両論の登板回避について

冒頭でも触れた通り、佐々木投手の登板回避については、賛否両論、様々な意見がありました。
賛成意見
国保陽平監督に対しては、苦しい決断をしたことを評価する意見がありました。
「3年間生徒を見続けてきた監督が、選手の身体のことを考えて下した決断は一番尊重されるべき」
「負ければ叩かれるのに大人の決断をしたのは素晴らしい」
反対意見
一方、厳しい反対意見もあったようです。
「選手の将来とチームの勝利を天秤にかけた」
「私物化とも言われかねない最悪の采配」
「佐々木の未来を守るために他の球児の未来を犠牲にしてしまった」
野球評論家の張本氏とダルビッシュ有選手とのバトル
野球評論家の張本勲さんが、「絶対に投げさせるべきだった」と監督の采配を批評したのに対して、ダルビッシュ選手が、「このコメントを削除してほしい」と反論したことで、ネットで大きな話題となりました。
ネットでは、ダルビッシュ選手のコメントが称賛されることが多かったようですが、他のチームメイトのことを考えると、張本さんの意見も理解できなくはないですし、以前から、投手の肩やひじの故障について考えるところがあったダルビッシュ選手の意見も良く分かりますので、難しいところだと思いますが、最終的には、監督と佐々木投手やチームメイトたちが決めたことを褒めてあげればよいと、金神的には思う次第です。
各時代の怪物たちは、とんでもない怪物だった!?
佐々木朗希投手は令和の怪物といわれていますが、野球界には、「○○の怪物」と呼ばれた投手たちがいましたので、振り返ってみたいと思います。
平成の怪物

2018年に「平成」という時代は幕を閉じましたが、この時代に「怪物」と言われたのは、メジャーリーガーとしても活躍し、現在、埼玉西武ライオンズに所属している「松坂大輔」投手です。
時速150kmを超える速球と切れ味鋭いスライダーが持ち味の超高校級投手ということで、「平成の怪物」と呼ばれました。
昭和の怪物

ご存知のない方が多いのかもしれませんが、松坂投手の前にも「怪物」がいました。
元読売ジャイアンツの投手で、現在は野球解説者の「江川卓」さんです。
実は、この「昭和の怪物」は、ものすごい記録の持ち主なんです。
その高校生時代のとんでもない記録とは、以下のようなものでした。
- 公式戦でノーヒットノーラン9回
- 完全試合3回
- 36イニング連続無安打無失点
- 一大会最多奪三振60個
- 8者連続奪三振
さて、そんな各時代の怪物たちの後を継いで、「令和の怪物」と言われる佐々木朗希投手ですが、まだ18歳ということですので、夢の170kmが観られるのも、そんなに遠い日ではないように思います。
※野球初心者の方へ
初心者の方にも野球を楽しんでいただくために、野球の基本的なルールや見どころなどを紹介していますので、是非、この機会にご覧ください。
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