私がゴルフを始めたのは、20代後半の頃でした。
元来、スポーツ好きで、特に、テニスやサッカーのように、動きの激しいスポーツを好んでいたために、「どうして、止まっているボールを打つことがそんなに楽しいのか!?」という印象が強く、ゴルフには全く興味がありませんでした。
従って、テレビで放映されていたゴルフの試合などは、1度も見たことがありませんでした。
そんな私でしたが、あるきっかけでごフルを始めるようになりました。
ゴルフを始めるきっけとしてはよく聞く話だと思いますが、私の場合も、ご多分に漏れず、先輩に強引に誘われ、強引に、次の社内コンペに登録させられて、仕方なく、嫌々ながらゴルフを始めることになりました。
しかし、負けることが嫌いな性分でしたので、始めるからには、徹底的に練習してやろうと思い、すぐに、近くのゴルフ練習場が運営しているゴルフスクールに申し込みました。
ところが、このゴルフスクールが、とんだ食わせ者で、たしか、10回くらいのコースだったと思いますが、わずか数回で、スクールをやめてしまうことになったのです。
ゴルフの初心者は、ショートアイアンから練習を始めるのですが、私の場合、どうしても、ボールが右方向の飛んでしまっていました。
そこで、そのスクールのコーチに、その原因を聞いたところ、なんと、そのコーチは、「打ち方が悪いだけだ」と言って、バカにしたように笑ったのです。
私は、思わず、「初めてで、打ち方が悪いからスクールに通ってるんだ!!」と言い返しましたが、それでも、そのコーチは、「打ち方が悪い」を繰り返すだけ・・・。
あまりにもヒドイその態度に我慢がならなかった私は、その足で、事務所に駆け込んで、事情を説明し、そのスクールを途中でやめることにしたのです。
スクールをやめたその後・・・
こんな思い出したくもない経験をした私でしたが、それでも、社内コンペの開催日は迫ってくるので、購入したゴルフ教本を読んではグリップやスタンスを覚え、ゴルフ雑誌の連続写真を見ては、そのスウィングのまねるということを繰り返してながら、練習場に通い続ける日々を送りました。
又、それまでは見る気もしなかったゴルフの試合のテレビ放送を録画しては、何度も、繰り返して、選手のスウィングを研究しました。
その甲斐あって、初めての社内コンペでは、100を少しオーバーするくらいの、上出来のスコアで回ることができました。
それからというものは、初めてのコンペでの上出来すぎるスコアに気を良くしたせいか、熱心な練習場通いも続けましたし、毎週、欠かさず、ゴルフのテレビ中継を観るようになったのですが、全くゴルフに興味がなかった頃のことを思えば、驚くほどの豹変ぶりでした。
残念ながら、今では、当時のようなゴルフ熱は冷めてしまいましたが、それでも、メジャートーナメントは、必ず、録画して観るほどに、ゴルフ好きであることには変わりありません。
東京オリンピックに期待すること
2016年にリオで開催されたオリンピック前回大会では、なんと112年ぶりにゴルフが開催種目に復活し、英国のジャスティン・ローズが優勝しました。
そして、2020年は、56年ぶりに日本でオリンピックが開催されますが、ゴルフも開催種目に含まれています。
私が、最も注目するのは、やはり、タイガーウッズ選手です。
もちろん、日本人選手に対する期待も大きく、注目すべき点が沢山あります。
- 松山選手は、どこまで優勝に迫れるか?
- 2019年にゴルフ日本シリーズを制した石井川選手は出場できるのか?
- ”しぶ子”こと渋野選手は、全英女子オープンに続いてビッグタイトルを手にできるのか?
いずれにせよ、盛り上がることは確実だと思いますので、更に、この注目すべき試合を楽んでいただくために、ゴルフの基本的なルールを紹介したと思います。
基本的なルール - その2 -
ホールごとの規定打数
18個あるゴルフのホールは、長いホールもあれば短いホールもあります。
そのため、各ホールの規定打数(パー)が決められています。
- ショートホール(パー3)
短いホールで規定打数は3打
- ミドルホール(パー4)
中程度の長さのホールで規定打数は4打
- ロングホール(パー5)
長いホールで規定打数は5打
※プロにとってのロングホールは、バーディーを取ることができるチャンスホールですが、素人の私たちにとっては(特に、距離の出ない人にとっては)、逆に、非常に、難しいホールになります。
各ホールのスコア
- パー
規定打数でホールアウトした場合
- バーディー
規定打数より1打少なくホールアウトした場合
- イーグル
規定打数より2打少なくホールアウトした場合
- アルバトロス
規定打数より3少なくホールアウトした場合
※アルバトロスの確率
私には、一生、縁のないことだとは思いますが、どれだけ難しいのか調べてみました。
ちなみに、ホールインワンは1万分の1の確率、アルバトロスは200万分の1の確立だそうです。
※アルバトロスの語源
アルバトロス(Albatross)は、英語でアホウドリのことですが、何故、こんな名前を付けたのか、これも気になって調べてみました。
アホウドリという名前は聞いたことがあると思いますが、風邪を上手く利用して、長い距離を飛ぶことができるそうで、ゴルフのアルバトロスも、長距離を飛ばす必要があることから、このような名前になったようです。
- ボギー
規定打数より1打多くホールアウトした場合
- ダブルボギー
規定打数より1打多くホールアウトした場合
- トリプルボギー
規定打数より1打多くホールアウトした場合
良くある罰則
- OB(オービーと読む Out Of Boundsの略)
白い杭が目印のホールとして規定されたエリアの外にボールが出た場合
1打と罰則が加えられて、ボールを打った場所から、打ち直さなければならない
- ペナルティエリア(以前は、ウォーターハザードと呼ばれていた)
コース内の池やクリーク(川)にボールが入った場合
1打と罰則が加えられて、ペナルティエリア外にドロップしてから、打ち直さなければならない
ただし、浅いところにボールがあってそのまま打てる場合には、無罰で打つことができます。
※このショットをウォーターショットと言いますが、これは、ゴルフ観戦の醍醐味の1つです。
さすがに、素人の場合は、そんなに簡単に水の中にあるボールを打つことができないと思いますが、そこは、プロですから・・・。
上手く脱出できた時は、拍手喝さいとなること間違いなしのシーンです。
今回も基本的なルールだけを説明しましたが・・・
以前の記事に続き、今回も、基本的なルールだけを紹介しましたが、やはり、ルールが多いと言われるゴルフなので、まだまだ、紹介できていないことが沢山あります。
とはいえ、前回の記事も含めて、これくらいのことを知っておくと、ゴルフを知らない方でも、ゴルフ観戦を楽しんでいただけるのではないかと思います。
足りない部分は、別の機会に、紹介したいと思いますので、ご容赦ください。
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