私が学生時代だった頃、バドミントンといえば、失礼ながら、”お遊び”といいうイメージが強く、スポーツとしては、マイナーな印象を持っている人が多かったように思います。
そのような印象は、やはり、幼少の頃にでも、公園などで、手軽に楽しめることから来ていたような気がします。
私自身も、小学生の頃に、母親と、近くの公園でバドミントンをして遊んでもらった記憶があります。
ところが、最近は、バドミントンに対する印象も、以前とは、随分、変わってきているように思います。
先日、市が運営している体育館に行ったときのことです。
その体育館では、毎週末になると、一人数百円の料金で、卓球やバドミントンをすることができるのですが、卓球をする人は、とても少なかったのに対して、バドミントンをする人が列をなしていたのを見て、「バドミントンをする人って、こんなにも増えてるんだ」と意外に思ったものでした。
最近のバドミントン事情は!?
改めて、調べてみると、女子の美人選手として有名になった”オグシオ”ペアが出だした10年位前から、バドミントンの人口は増え続けているようです。
又、前回のリオオリンピックでは、”タカマツ”ペアが、デンマークに逆転して金メダルを獲得しています。
更に、現在、世界ランキングトップの桃田選手も、4年前の違法賭博事件で無期限出場停止処分から再起して、東京オリンピックでは、優勝候補の筆頭に挙げられています。
改めて、考えてみるまでもなく、人気も出るわけですね。
でも、先日の桃田選手の交通事故は、とても痛ましいですし、心配ですよね。
東京オリンピックでは、この逆境を跳ねのけて、是非とも、金メダルを獲得してほしいと思いますので、精一杯、応援したいと思います。
そこで、そんな人気上昇中のバドミントンを、より一層楽しんでもらうために、今日は、バドミントンの基本的なルールを紹介したいと思います。
知っておきたい基本的なルール
コート
- ダブルスの場合
一番外側のラインを結んだエリアがシングルスのインコートエリアです。
- シングルスの場合
ダブルスのコートよりも横幅が狭く、一番外側のサイドラインより内側のラインまでがインコートエリアとなります。
※ダブルスのコートは、シングルスと比べると、それほど、大きくないように思いますが、このわずかな違いが、結構、効いてくることがあるのです。
試合形式
1試合は3ゲームマッチで、先に2ゲーム先取した方が勝者となります。
1ゲームは21ポイント先取した方が勝者となり、20-20となった場合は、先に2ポイント連続で取るか、先に30ポイント取った方が勝者となります。
※29-29になるまで試合が拮抗することは少ないと思いますが、そうなった場合には、次のポイントで勝者が決まるので、その瞬間は、手に汗を握るものがあります。
サーブ・レシーブ
最初のサーブは、センターラインの右側に立ってサーブを打ち、サービス側から見て、相手のセンターラインから左側を狙います。
次のサーブは左右が逆の方向。つまり、センターラインの左側から、相手の右側を狙って打ちます。
ただし、シングルスの場合は、一番後ろのラインまでがサービスエリアとして認められますが、ダブルスの場合は、一つ内側のラインまでがサービスエリアとなります。(レシーブエリアも同じ考え方です)
※ここで、私は、大きな疑問を持ちました。何故、シングルスよりダブルスの方がサーブ・レシーブの縦の長さが短いのかということです。
ネットで色々調べてみたのですが、まだ、納得いく回答にたどり着けていません。
どなたか、ご存知の方は、是非、ご教示ください。
実は、バドミントンのルールは非常に細かい規定がある・・・
実は、バドミントンには、非常に細かい競技規則が定められていて、審判でさえ、判断に悩むシーンがあるようです。
しかし、この記事では、バドミントンをあまり知らない方でも、楽しんで試合を観戦できることを目指していますので、バドミントンの基本的なルールを紹介しました。
それでも、これらのことを知っていれば、試合を楽しいで観戦することができると思いますので、是非、東京オリンピックでの日本人選手の試合を楽しんでください。
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