新型コロナウィルスの影響で、メジャーリーグも開幕のめどが立っていない状態なので、メジャーファンにとっては、「いつまで待てばいいんだ!」とストレスが高まっている状態かと思います。
「予想通り」というか、「予想以上」というか、素晴らしい活躍を見せてくれていた「大谷翔平」の姿も、長らく見られていない状況ですよね。
そこで、そんな「大谷翔平」選手をネットで調べていたら、気になることが載っていました。
それは、大谷選手の「マンダラチャート」です。
皆さんは、この「マンダラチャート」、ご存じだったでしょうか?
お恥ずかしながら、私自身は、「マンダラチャート」というものの存在自体を知りませんでしたが、その内容は、私にとって、かなり衝撃的なものでしたので紹介したいと思います。
「大谷翔平」選手のプロフィール

大谷翔平(おおたに しょうへい)
生年月日:1994年7月5日
身長:193cm
体重:95kg
出身地:岩手県奥州市
出身高校:花巻東高校
投球・打席:右投左打(※)
所属:ロサンゼルス・エンゼルス
※:右投左打
大谷選手といえば、言わずと知れた「二刀流」で有名ですが、本人の意向を尊重した「北海道日本ハムファイターズ」の「栗山英樹」監督の功績が大きいと思います。
ご存知の通り、高校野球での二刀流は良く目にしますが、プロ野球での二刀流は、大谷選手以外には、2003年頃に活躍していた「マイケル・ブルックス・キーシュニック」選手しかいないようです。
大谷選手のノート「マンダラチャート」とは!?
「マンダラチャート(マンダラート)」とは、1987年に、(株)ヒロ・アートディレクションズ代表取締役である今泉浩晃氏によって考案された発想法の一種です。

こちらは、大谷選手が高校1年生の時に書いたマンダラチャートで、花巻東高校の佐々木洋監督が目標を達成するために与えたものだそうです。
どうも、このノートが、今の大谷選手の目覚ましい活躍を支える大きな原動力になっていたようです。
では、そもそも、「マンダラチャート」って、どのようにして作成するのでしょうか?

これが、「マンダラチャート」のフォーマットです。
正方形のマスが、横9列 × 縦9行の81個のマスで構成されています。
この81個のマスに、以下のような手順で、目標や、それを達成するための要素などを記入していきます。
1.初めに、達成したい「目標」を、マスの中心に記入します。
大谷選手は、この「目標」に「ドラ1 8球団」と記入しています。8球団からドラフト1位の氏名を受けることを目標にしたようですね。
一般的な高校1年生の目標としては、とても壮大なものだと思いますが、当時の大谷選手は、恐らく、本気で、この目標を達成しようとしていたんでしょうね!
しかし、実際に、大谷選手を指名したのは「北海道日本ハムファイターズ」1球団だけでしたが、これは、「大谷選手はメジャーにいくのではないか!?」と予測する球団が多かったからで、メジャー行きを予測されるという状態は、実質的には、高校1年生だった大谷選手の目標は、達成されたとみても良いように思います。
2.次に、中心に記入した目標の周りに、その目標を達成するための「要素」を記入します。
大谷選手の場合、この「要素」に、「コントロール」「キレ」「スピード160km/h」といった技術的なものや、「メンタル」「人間性」「運」といった精神面の要素など、8つの「要素」を記入しています。
この時から、大谷選手は「スピード160km/h」という目標を持っていたんですね!
3.「目標」を達成するための8つの「要素」を、周りのマスに埋めます。
4.それぞれの「要素」を達成するための具体的な「行動」を「要素」の周りに記入します。
大谷選手の「マンダラチャート」を見て、特に気になったのは、目標を達成するための「要素」として、「運」というものをあげていることでした。
更に見ていくと、「運」を高めるための具体的な行動として、「あいさつ」や「ゴミ拾い」といった行動をあげているところも、大谷選手の真面目な性格を象徴しているように思いました。
改めて、大谷選手の「マンダラチャート」を見ると・・・
そもそも、「マンダラチャート」というものを知らなかったので、大谷選手のそれが、どれだけ凄いものなのか分かりませんでしたが、「マンダラチャート」の目的や作成方法などを知ったうえで、改めて、大谷選手が作成したものを見てみると、今の大谷選手があるのは、様ざまな努力の積み重ねがなせる業だったんだと痛感させられました。
一日も早く、新型コロナウィルスが収束して、大谷選手の活躍を見たいという思いが強まりました。
※野球初心者の方へ
初心者の方にも野球を楽しんでいただくために、野球の基本的なルールや見どころなどを紹介していますので、是非、この機会にご覧ください。
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