4月9日(木)23時58分に放送予定の「SPORTSウォッチャー」に、DeNAでは筒香嘉智選手以降10年ぶりに、野手でドラフトに1位指名された「森敬斗」選手が登場するそうです。
「森敬斗」選手は、桐蔭学園の3年生の時に春の選抜高校野球に出場しますが、惜しくも、1回戦で福井県の啓新高校に3-5で敗退してしまいますが、その年の夏に開かれたU-18ワールドカップの日本代表選手として出場し、その活躍などが認められて、横浜DeNAベイスターズにドラフト1位で指名され入団しました。
そんな森選手の活躍に期待したいところですが、肝心のプロ野球も、新型コロナウィルスの影響で、1カ月遅れの開幕を目指すとしていた4月24日も見送られることになり、いつ、開幕できるかも全く分からない状態のようですので、森選手のプロでの活躍ぶりが見られるのは、残念ながら、当分はお預けになりそうですね。
そこで、プロ野球が開幕した時の森選手の姿を、より一層、楽しめるように、今回は、森選手の特徴に注目してみたいと思います。
DeNA「森敬斗」選手のプロフィール

森敬斗(もり けいと)
生年月日:2002年1月28日
身長:175cm
体重:75kg
出身:静岡県静岡市
出身校:桐蔭学園高校
所属:横浜DeNAベイスターズ
投球・打席:右投げ左打ち
イチロー選手や松井秀喜選手をはじめ、最近のプロ野球では、「右投げ左打ち」が急増しているそうですが、これには、深い理由があり、また、賛否両論あるようですので、のちほど、紹介したいと思います。
DeNAが森敬斗選手をドラフトで1位指名したことについては、「意外だった」という声もあったようですが、「走攻守」そろった特徴が評価されたようで、なんと、50mを5.8秒で走るという俊足だそうです。
「右投げ左打ち」について調べてみました!
「右投げ左打ち」の選手
まず、「右投げ左打ち」の選手には、どんな選手がいるのか調べてみました。
イチロー、松井秀喜、金本知憲、青木宣親、高橋由伸、阿部慎之助、福留孝介、柳田悠岐、筒香嘉智、亀井義行、大谷翔平、などなど
そうそうたる選手がいるんですね!
何故、「右投げ左打ち」の選手が急増しているのか!?
様ざまな見方や意見があるようですが、端的に言うと、「ヒット率が高くなる」からだそうです。
では、何故、ヒット率が高くになるのか!?
それは、単純に、左打の方が1塁に近いからという理由があるようで、他にも、野球界全体でみると、圧倒的に右打ちが多いため、ピッチャーが左打に慣れていないという理由もあるようです。
また、メジャーリーガーで3割打者と1,000本安打達成選手の数を調べたところ、「右投げ左打ち」が圧倒的に多かったという調査結果があるそうです。
そのため、少年野球の指導者たちが、勝ちたいからという理由で、本来、「右投げ右打ち」だった選手を「右投げ左打ち」に変えさせていったことが原因だと指摘している方もいるようです。
「右投げ左打ち」選手の弱点とは!?
「右投げ左打ち」は、「ヒットを打つ」という点においては、調査結果からも有利であることが言えるようですが、一方、弱点もあるようです。
それは、「長打力に欠ける」ということだそうです。
野球のバッティングは、左打者の場合、利き手である左手を使ってボールを強く押すことによって、長打力が生まれるそうです。
ところが、「右投げ左打ち」の選手は、右利きなので、利き手でない左手でボールを押すことになるため、長打力が欠けてしまうそうです。
日本で、あれだけ本塁打を量産した松井秀喜選手が、メジャーで本塁打を量産できなかったのは、このことが原因で、メジャーの投手の力強いボールを打ち返せなかったからだそうです。
「森敬斗」選手の「右投げ左打ち」はプロでも通用するのか!?
「森敬斗」選手も、「右投げ左打ち」の選手なので、恐らく、少年野球の頃に、「左打ち」に変更したのではないかと思いますが、「フルスイング」が魅力の森選手でもありますので、果たして、この変更はプロ野球でも通用するのでしょうか?
また、将来、メジャー選手となった場合でも通用するのでしょうか?
森選手には、「右投げ左打ち」の選手の弱点も乗り越えて、見事に、プロ野球でもメジャーリーグでも活躍してほしいものです!
※野球初心者の方へ
初心者の方にも野球を楽しんでいただくために、野球の基本的なルールや見どころなどを紹介していますので、是非、この機会にご覧ください。
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