新型コロナウィルスの影響で、毎日、暗いニュースばかりが報じられていますが、そんな中で、明るい話題がありました。
それは、ピコ太郎さんの「PPAP-2020」で、2016年に世界中で大ブレイクした「PPAP」の2020年バージョンで、「手洗い」をテーマにしたものです。
特に、最後の方の「Pray for People And Peace(人類と平和のために祈ろう)」という歌詞には、感動すらしました!
そこで、私も、明るい話題を捜してネットを見ていたら、かつて、「三代目山の神」と呼ばれた「神野大地」選手に目がとまりました。
残念ながら、東京2020オリンピックの内定選手には選ばれませんでしたが、2019年12月のアジアマラソン選手権では、見事、自身初のマラソン優勝に輝くなど、プロランナーとして活躍中です。
今回は、そんな「神野大地」選手に注目してみました。
「神野大地」選手のプロフィール

神野大地(かみの だいち)
生年月日:1993年9月13日
身長:165cm
体重:45kg
出身:愛知県沼津市
出身大学:青山学院大学
神野選手は、青山学院大学出身で、箱根駅伝の第5区(山登りの区間)で区間新記録を打ち立てて、「三代目山の神」「山の神野」と呼ばれるようになったそうです。
所属:セルソース
大学卒業後は、コニカミノルタに入社しますが、約2年後には退社してプロランナーとしての活動を始め、2018年に、バイオベンチャー企業であるセルソースと所属契約を交わすことになります。
歴代の「山の神」たち

箱根駅伝では、「山の神」と呼ばれるランナーがいますが、そもそも、いつから、そんな風に呼ばれるようになったのでしょうか?
また、歴代の「山の神」たちは誰だったのでしょう?
初代山の神
最初に山の神と呼ばれたのは、順天堂大学の「今井正人」選手で、2005年の箱根駅伝で5区を走り、11人抜きを達成するという驚異的な走りを見せたことから、同じ5区を走っていた日体大の北村聡選手が、「今井さんは神様のような存在だ」とコメントしたことが始まりのようです。
二代目山の神
「二代目山の神」と呼ばれたのは、東洋大学の「柏原竜二」選手で、2009年に8人をごぼう抜きして区間記録をマークし、チーム初の総合優勝に貢献しました。
三代目山の神
「三代目山の神」は、今回、注目している青山学院大学の「神野大地」選手で、2015年の箱根駅伝で、コース変更に伴い区間距離が20m延長されたにもかかわらず、それまで「柏原竜二」選手が持っていた記録を24秒上回る驚異的なタイムを叩き出して総合優勝に貢献しました。
どの山の神も、凄い記録の持ち主のようですが、「神」と呼ばれる気分は、どんなものなのでしょうか!?
プロランナー「神野大地」選手
「神野大地」選手は、コニカミノルタを退社した後、プロランナーへの転身を発表しましたが、「プロランナー」という言葉は、あまり聞きなれないものだったので、少し、調べてみることにしました。
プロランナーとは!?
端的に言うと、実業団などに所属せずに、レースの賞金やスポンサー料などで生計を立てる選手のことのようです。
確かに、マラソン選手の多くは、旭化成やコニカミノルタのような企業が運営する陸上部(実業団)に所属していて、企業の業務をこなしながらランナーとしての練習に励んでいますから、全く、違うようですね。
プロのアスリートというと、野球、サッカー、バスケ、アメフト、ゴルフ、テニスなどが有名ですが、プロの陸上選手というのは、あまり聞かないですよね。
それは、やはり収入面での大きなハードルがあるのだそうですが、神野選手は、そんな厳しい状況に自らを置くことで、マラソンというスポーツに賭けようとしたのでしょうね!
そんな神野選手の今後の活躍に期待したいと思います。
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